嚥下マニア

1月21日、嚥下マニアを無事に開催いたしました。
インフルエンザが猛威を振るう中だったので、少し心配していましたが、
100名の方にご参加いただきました絵文字

一般演題として、病院から在宅や施設に移行した人が、どのような経過をたどっていくかを4名の先生方からお話しいただきました。

「地域包括ケア病棟での活動を振り返って~地域へ繋ぐ~」と題し、
水野充人先生より、急性期治療から地域包括ケア病棟での介入の現状をお話しいただきました。
そして、退院後から在宅での現状を「在宅での多職種連携の重要性を考える」と題し、小津美智子先生に食べさせたい思いと在宅でのリスク管理や、患者家族の意思決定支援についてお話しいただきました。
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在宅に戻られた後の支援として、近年注目されている訪問栄養に関して
「訪問栄養士1年目~これでいいのか?」と題し、長谷川千扇先生から栄養士の視点からの嚥下障害への介入についてご紹介いただきました。
全国ではまだまだ少ない訪問栄養士について、奥村圭子先生からご助言をいただき、東海では貴重な訪問栄養士活動をさえれている現状を知りました。
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施設での取り組みについて「特養における経口維持加算算定の取組みと看取り介護について」伊藤美和先生から、看取り介護をするうえでの看護師・介護士へのアプローチや、食べられなくなった時のご家族の栄養管理にお考えをお教えいただきました。
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そして、本日の特別講演は京都学園大学 言語聴覚学科 苅安誠先生をお招きし
「病院・在宅でも使える評価、訓練、リスク・マネジメント」をご講演いただきました。
何を変えればどうなるか?を常に考えながら、期待する変化をもたらすための仕掛けづくりをすること。
それが、本来あるべき訓練法なんだと!
普通に聞くと難しい内容を、苅安先生マジックでとてもわかりやすく、
そして実践的にお話しいただけ「あの人にはこうしてみよう!」といま介入している患者さんが思い浮かび、普段の自身の訓練介入の振り返るきっかけとなりました。
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毎年感じます。
嚥下マニアはいろんな意味で、課題を教えてくれる場だと…
私は今回2つのチャレンジをしました。
1つ目は、初めての司会のチャレンジ。
2つ目は、研究です。
実は苅安先生とお話しする中で、臨床から困っている事から調べてみようというお話になり。
後日(本当にすぐ)研究プランと論文が届きました、しかも英語!
読めるのか…?
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不安だらけですが、認定看護師も日々勉強です。
臨床だけやるのではなく、普段みんなが感じていることに裏付けをすること。
頑張ってみたいと思います。
みなさまも、できることから一歩ずつ、一緒に頑張りましょう絵文字

今年は12月4日に和歌山でご活躍の在宅にて嚥下介入をされている医師・理学療法士・認定看護師の3名をお招きする予定です。
乞うご期待絵文字


イワサキミキ

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