第2回東海摂食栄養フォーラム その②

お待たせしました、第二弾。
今日は7階のプラチナルームで行われていた教育実習についてです。

東海摂食栄養フォーラムの教育実習は、他の研修会とは一味違う。
その理由は、医師・歯科医師・歯科衛生士・言語聴覚士・認定看護師が共演した内容だからできるんです絵文字

「やってみよう!はじめての嚥下評価~実習でわかりやすく教えます~」というテーマで、言語聴覚士の山本美和先生・立花広明先生からお教えいただきました。
基本的な評価手技を手取り足とり…
山本さん・立花さんIMG_5151DSC_0063
それだけじゃないんです!嚥下の難しい所って外からじゃ中が見えない。
でも見る機会がないから、イメージがしにくい…だから見てみよう☆
嚥下内視鏡という検査で、カメラを使って見えないものを見てみました。
実際の動きを見ながら、医師から解説してもらえると本当にわかりやすい。
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普段見たことないものに、皆さん真剣なまなざし絵文字
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今回のモデルとなった食楽のスタッフは、ちょっと飲み込みの力が弱く、のどに残ってしまいがち。嚥下訓練メニューが必要そうでした(笑)


食べるにはお口の整備も必要ですよね。
午後からは坂井謙介先生・三角洋美先生から「即実践!口腔機能の低下を防ぐコツ~すっきりつるつるプロの技をあなたへ~」と題して、お教えいただきました。
頑張ってもなかなかうまくいかいない口腔ケアの方法を、臨床で活かせるポイントを含めてお教えいただきました。
IMG_5248三角さん
そこで終わらないのが、このフォーラムのいい所。
口腔ケアから観察をし機能低下が予測される点を判断し、それを防ぐ方法をご紹介いただきました。
検査ができない在宅・施設、専門職がいなくでも取り組めるため、
明日から活かせそうです。
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嚥下の仕組みも知って、お口の準備ができたら、いよいよ食事。
「再確認!嚥下障害のある人の食事介助~安心!安全!スプーン介助~」と題し、荒木一将先生・松田朋子先生から、普段なんとなく聞いたことがある食事介助正しい方法から目からウロコの姿勢調整まで。
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実際にリクライニング車いすに乗って体験したりしました。
実習風景IMG_5396

嚥下評価も口腔ケアも食事介助も、
実はそんなに難しく考えなくても、普段何気なく見ている事が活かせることがたくさんあります。
「ちょっとした工夫」で大きく変化する患者さんを、私はたくさん見てきました。
今回実習に参加していただいた皆さんに、
そんなコツが一つでも伝わって多くの人に活用されたら嬉しいです絵文字


イワサキ ミキ

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